不随


詩が
わたしの
かわりに
毎日
死んでくれ

から
わたし
毎日
すまなくて
一生懸命
生きなくちゃっ

また

バスタブに
つきたてちゃっ
タ ダダ
手遊びするため
考えたよ
看板
いい感じに
傾くように
ネジ
まわした
ああ
これで
大丈夫だね
死んだ詩の
薄皮や
内壁
毛のあいだで
眠ってた
虫等が
浮かび上がって
浮腫

気が気じゃない

足跡
消えているし
腰つき
ちらつくんだもの


きみたちの
詩と
わたしたちの
詩が
共食い
する
むちゃ
ぺきゃ
きゅう

わざと
たて

つけちゃっ
たから
なんだか
こわい
どんどん
投入
わたし
すまなくって
わたしの
食べられなくて
すむように
また
投入
どんどんどんどん
ごめんねの詩
ゆるしての詩
だめなひと詩
かなし世界詩
宇宙いとの詩
mixiこわい詩
こっちみて詩
さわりいた詩
ごめんね 詩
ゆるして 詩

また
弱い
泣きべそ
わたし
きがきじゃなくて
バスタブ

からだ
ぶちあてて

こぼす
詩の
うえで
うええ え
じだんだ
こっち
みろよー
もうすぐ
なんも
生えてないって
わかるから
ごめんね

ちゃんと
あのこ
つらぬきに
いくから
って
きたない

はじめを
つぶやく


おなかに
景色の
半月
わたし
とおして
みて


かさなりあってる
みんな きみ だ
みんな ぼく だ
ぼく ちん だよ


まるちゃん
わたしの
手首に
トンネルが
たくさん
だから
とてもね
かゆいです
もうすぐ
かんぺきに
森も
海も
めくれるから
とても
かゆいです
かわいそう詩
かわいそうしー
ミミズが
ゆきます