ろんどんばし


神に
さまをつけないと
それだけで
なんだか
気持ちがいい


ええと、それはゼリーみたいなものです、透明で、形はなく、、、、
触ることができません、ほんとうは、だれにも、
わたしは、わたしからも、避けられているので、愛の、
欲情、肉を、ちぎっては、なげ、ちぎっては、なげ、
けれど、いつまでも、粘膜や骨には、たどりつきませんでした、
肉は、ぶつかりあって、ええと、それはゼリーみたいなもので、
いいえ、ぶつかりあうのは、肉ではなく、欲情、
愛の、そんなものが、ありましょうか、
どこに、雷鳴、水たまりで溺れたふりをしておりますので、
ええ、手足が、肩が、管には達しておりません、指が、
皮膚が、ふりを、しておりますので、
船は、錆びていまして、擦りました、甲を、
雷鳴、会ったこともない恋人が、焼け焦げて、木が、
木にも、ゼリーみたいなもの、それが、
あるのでしょうか、もう、おしまいのあとです、
ここは、すっかり、一面の喘ぎで、
せわしなく、上下する、はげ山! 


かみ
かみ
いくの?

み か
み 
いくの?
み か
いっちゃえよ
ほら
いっちゃえ



かみかみかみかみ


いったの?

どこに?


わたしのからだはすっかり、つぎはぎ、ですねえ、
ちぎられて、はりつけられて、
べたんべたん、壁に、いちめんの壁に、
わたしが、ひっついているじゃないですか、
耐えきれず、落ちた、わたしも、
ぬめぬめ、あとを、のこしているじゃ、
ないですか、だれも、
かれも、とおりすぎていく、なあ
ゼリーみたいな、
透明で、
かたちは、
なく、て、


肉で
雪合戦を
していたんだなあ
わたしたちは


いっちゃったから
きみのことが
もう
きらいです


ぎゅっと
からだを
真ん中に
集めても


ぽろぽろと
ゴミが
おっこちる


かみ!
かみ!