よくおもうのだけれど、
ときどき、ほんとうにときどき、
目の前が、ぱあっとひらけることがあって、
そのとき、からだのなかが、とても幾何学的に、なって、
外側が、渦をまくところが、みえる。
そういうときに、それに立つ自分でいられるように、ということなのだと思う。
すべて、集約される、なんというか、
この、言葉にできない部分、
それが、外へでていきたがる、
それが、中にはいってきたがる、それを、
みて、それで、それに立ちつくす、ものでいられるように、ということ。


それは、じぶんが、満たされている、ということに、気付いたときに、
そこに、すうっと、立っていられるかということで、
そこに立って、なにか言う、なにか発するということを、
どのように考えるかということだ。
無駄だ、と思わないこと。
求めること、
自分から手を伸ばすこと。
歩く方向を見定めること。
あきらめないこと。
けれど、おもいつめて、とまらないこと。