レスポンス


それはなんなの?
と聞かれれば
それは
からだなのです
わたしの
よくわかっていない
からだなのです
宇宙の果てで
駆動しています
スコールがあって
腐ったところも
ありますけど
たぶん
どこが腐っているか
よくわからないのです
そうして
それはなんなの?
と聞かれれば
とても
鈍感なわたしなのです
とうの前から
そうだったのか
それとも
現代のなにかに
よるものなのか
それも
わからないのです
ただ
とうの前から
余裕がないので
くちびるを
なんどもなめるのでした
もちろん自分で
そうして
アングリーマン!
きみはとてもかわいいです
うたってた?
ときみが聞くので
わるい?
と答えました
アングリーマン!
わたしたちの
いらだちの根は
浅いと
しっているので
わたしたちは
よけい
苛立ち
?????????
疑問で
毛穴をつまらせるのでしょう
思春期だね!
いついつまでも
もちろん
わたしも
おばちゃんも
おじちゃんも
ふるふるしている


それはなんなの?
と聞かれなくても
それは
からだなのです
わたしとは
関係なく
駆動しています
けれども
それは
わたしなのです
からだとは
関係ない
わたしです
それはなんなの?
と聞く必要があります
きみには興味がない!
ひとのことには興味がない!
とみんな言っているけれど
それは嘘です
わたしにはきみが必要です
きみの情報
きみのからだ
きみが
わたしを
求めてくれるかどうかを
わたしは
感覚しなければならないし
感覚したうえで
迷わなければならないからです
ひとのことには興味がない!
というのは
嘘です
わたしたちは
しらなければならない
刺激の根を
手探りで
探さなければならない
探している
どうしよう
どうしよう

大事ななくしものを
探すみたいに
半狂乱になって
ずっと
もう余裕がないので
くちびるをなめています
もちろん
きみが
わたしの
くちびるを
なめるのです



ぜんぶに飽きたころ
わたしの
しらないからだから
風が吹いて
宇宙の果てに
葉っぱが
何枚か
おくられてきます
まだ
微笑む練習が
できていないので
それが
いつになるのか
ぜんぜん
わからないのですが