最近、詩が、また、ものすごく、おもしろい、と思うようになってきた。
それこそ、中学生みたいに、馬鹿みたいに。
多分、アスパラガスさん朗読会のおかげだ。ありがたいことだ。
というか、ことばってのがあることが、それこそ、奇跡みたいに感じる。
モンスターだらけの国を歩いてるみたいに、どきどきしっぱなしだ。
みんな、モンスターだから、胸をはって、歩けばいいんだ。
どんな、くだらないことばも、きらきらしてる、まちがったイングリッシュだって、
どきどきして、交差点を走るのと歩くのと中間でわたってる。
モンスターだらけの星で、どすどすと土地がゆれるんだ。
ぼく、パンクロックがすきだ、って言うのと同じくらいに、
からだをゆらしながら、言える。いまなら。
わたし、詩がすきだ。って。馬鹿みたいに。