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花柄のシャツを
ベランダにだすと
部屋の中に影が
そしてはためく
旗のように

憎いの？世界が　憎いの？連中が　憎いの？た、てもの、が？　どくどく

赤い残像をひきつれて
流れていく
鉄の
塊
鼻につく循環する
油が
口から
あふれる
男の子が
一人ぶるぶる
震えてる
口から

ごぽごぽ　新しい言葉を手にいれたい　地球の裏側にいるひとたちはみなオバケみたいなもの　

はがれかかった
ピンナップを
もう一度
ひっぱる
コックピット
やぶけた
ピンナップは
焚き火にする
穴ぼこだらけになる
白い足と
おっぱいの谷間
そして
赤黒いモザイク
焚き火に
白いグローブを
かざして
熱くなった
チューブに
触れる

ひき、ひきつれる、ちぎる、ひき、ぬめぬめ　血は蛙の皮膚のようなもの　憎いの　頭の中身が　赤いザク　ザク　ミニチュアのベース

なにも
塗られていない
四角い胸
抱いて
流れる
馬のたてがみに
ザクたちが
つかまっている
ふりおとされないように
あたしたち
つかまっている
夜
星が流れる
落ちて
男の子の
先端が死ぬ

ぬちゃあ　影をクレヨンでなぞって　色がまざる　灰色に　なる　アオミドロいろに　なる　

はいつくばって
星を
宇宙に
穿つ