ナルニア国物語:ライオンと魔女

ネットなどで見かける感想が往々にしてよくなかったので、期待度が相当下がっていたので、思ったよりよかったです。
特にタムナスさんがいっぱいでてくる前半は、本の挿絵通りの構図で、ちょっと感激してしまいました。
中盤、後半にかけて、ちょっと微妙なツボのずれみたいなのは感じましたが、、ロード・オブ・ザ・リング的に作ろうとして、自分的な原作のツボはかなりはずされてるなーと思いました。
ま、そういうのはしょうがないですよな。
兄弟間の喧嘩の騒々しさみたいなのは、わたしの原作感と結構通じるところがありました。
ただ、徐々に感がなかったなー。
すこしずつ変わっていく感が。唐突な変化に見えてしまうところがいくつか。。
戦闘部分に時間がとられているんでしょうな。。あの戦闘シーン自体はあそこでしかクリーチャーがちゃんとみられないというのがあるのでよかったとは思うんですけど、、戦う前にもうちょっといろいろあるだろ、、みたいな気持ちにはなります。
アスランが2本足でたたないのもちょっと残念でした。。
かといって、まあ、次が公開されたら、また見に行きますけどねー。カスピアンは誰がやるのやら。
原作読んでない人はどう思うんだろうなあ。。ロード・オブ・ザ・リングと比べて、こんなもんか、、と思われるとちょっとかなしい。。指輪物語とは、ツボが、ちがうの、、きっと。。
でも、ロード・オブ・ザ・リングがなかったら、ナルニアが映画化されるなんてこともなかったんだろうなあとも思うんですが。