ミッチ・カリン「タイドランド」

タイドランド

タイドランド

くちのなかのあまいつばみたいなはなし。
途中までは、映画化するなんてもったいないなあと思っていて、
だって、これを映像にしちゃったら口が開きすぎちゃって、
うわー、って思ったのです。
でも、最後まで読んだら、はやく映画見たいと思ってしまった。
中盤がとってもすき。
ディキンズの自閉感がとても素敵。
おんなのこのまんまよごれたりきずついたりっていう、
妄想であふれてて、取り残されたいんだなあと思う。
なまえはピンで行き先を壁にとめてくれる。