大島弓子とか

何気に、フェリシモで、勝手に漫画が送られてくる会に入っていて、
今のところ、持っていなかった漫画が送られてきているので、
うまくやるもんだなー、と思っているのでした。
一番最近、やってきた漫画はこちら。


秋日子かく語りき (単行本コミックス)

秋日子かく語りき (単行本コミックス)



大島弓子の漫画にでてくる女の子の強情さには、
いつも、つらくなるのだけど、
きっと、その強情さによって、かわいい、という気持ちが、
硬い殻のかたちして、やってくるのだろうなとも思う。
きっと、友達が、こんな風に、強情だったら、
傷つくだろうな、と思うし、けど、その友達のことを、
ぜったいに、嫌いにはなれないだろうと、思って、
あるいは、この種の強情さは、女の子が、男の子のとこへ、
走ってく線のうつくしさみたいなもんなのかも。
いつまでたっても、私は、成長しないようです。
なにいってんだかー。
わたしも、一応、女の子じゃないか。
でも、きっとまっすぐな線は戻ってきたいって、
思っているのかもしれない。
大島弓子の漫画にでてくる男の子は、
やけに、すがすがしく、いさぎよいので、
なんだか、自分も女の子だけど、
女の子って、なんて、やっかいなのかしら、って。
なんでって、女の子って、
自分は、女の子じゃなくって、他のみんなが、女の子だと、
思いがちなんだもの。
たとえば、自分は、怪物だとか、そんな風に、思いたいんだな。


高野文子の黄色い本もやってきたのだけど、
これは5回、読んで、
やっと、心地よくなる感じでした。
立志。