裏庭朗読会、無事終了しました。
いらしてくださった方、ありがとうございました!

今回で4回目だったんですが、ちょっといままでとは違う雰囲気で、オープンマイクはやっぱりふたをあけてみないとわからないなあと改めて思いました。ワニラで読んだのも楽しかったし、みなさんの朗読も聞いていてとても楽しかったのだけど、イベントとしては、いろいろと考えていかなければいけないところも見つかって、よい機会だったと思います。やっぱり、もともと思うところあってはじめた朗読会だし、それを忘れないでいたいです。リーディングやパフォーマンスや個々人ではなく「テキストを中心においた」朗読会であること。それを単純にみんなで楽しめる朗読会であること。音楽やマイクの使用ができないというのは本当に表面的なことで、単純にテキストを読んだり聞いたりするのを楽しみたいということ。広い意味での詩を楽しむ朗読会にしたいということ。自分のためにもう一度書いておくことにします。

けど、単純に4回目の裏庭朗読会は楽しかったです。蛇口さんに久しぶりに会えて朗読も聞けてとってもうれしかったし、ワニラで1年半ぶりに読んで、今までに読んだ中で一番ってくらい楽しく読めたし、自分のおもしろい、いいと思った歌詞や文章を紹介することができたし、はじめて来て下さった方もたくさんいたし。だからこそ、今後は3人でいろいろ企画も考えて、すこしずつ実現していきたいし、ゆっくりちゃんと考えて、忘れないで、続けていきたいです。もちろんワニラ3人がやっていくイベントなのですが、参加してくださるみなさんとも一緒につくりあげていきたいと思っていますので、サイトの掲示板の方なんかに感想やご要望などいただけるとうれしいです。http://uraniwa.raindrop.jp/

わたしが読んだものをメモしておきます。

伊藤比呂美「コヨーテ・ソング」から「風一陣」
eastern youth「沸点36℃」の歌詞
よしながふみ対談集「あのひととここだけのおしゃべり」から「三浦しをん×よしながふみ やおいの定義」

ワニラで読んだものは

藤井貞和「寝物語」 
伊藤比呂美「歌声」

でした。


前にも書いたけど、わたしはeasten youthを聞くたびに、ライブにいくたびに、思うことがあって、それは吉野さんはあきらめてもいないし、思いつめてもいないんだってこと。思いつめるってことはあきらめることととても似ている。わたしはあきらめずに思いつめずにいたいんです。ちゃんと考える、ということ。そしてそれを表していくということ。何にしてもそうだ。けど、すぐに忘れるから、いつも確認しないといけない、ということを忘れないことが多分大事なんだと思う。


今日は、東京フィルメックスにて、「放・逐」「戦・鼓」を見る。「放・逐」ははっきりとした男同士の友情もので、もう、これで、5年は生きられるなってくらいの萌え映画でした(笑)。